腰椎狭窄症の手術後に後遺症
2年ぐらい前に腰椎狭窄症の治療のため手術をした後から、腰の痛みは引いたものの後遺症で左足にしびれが走るようになりました。毎週リハビリに通ってストレッチ等やマッサージを受けていますが、最近になってまたさらなる腰痛が発症し左足のしびれと相まって仕事や日常生活に支障をきたすようになってきました。
画像診断では原因不明
MRIを撮ると、椎間板ヘルニアが2つあることがわかりましたが、まだ小さいヘルニアで現在の腰痛&しびれには影響していないと思われる。そのそのヘルニアが原因だとすると別のところが痛いはずだと。とりあえず小さなヘルニアについては、今の腰痛の原因ではなさそうなので、しばらく様子を見ましょうと。しかし、しかし、肝心の腰痛は収まる兆しを見せとらんのです。そればかりか酷~くなってきています。
医師によると、MRIやレントゲン、CT等の画像検査で原因がわかる腰痛は、腰痛全体の20%程度だそうで、残り80%の原因不明の腰痛の原因を探して治すのが整形外科医のウデだそうです。触診で形の異常な骨を探ったり、押してみて痛い場所から検討を付けて、思い当たる原因を一つずつ潰しながら治療するそうです。
いつもと違う医師、自称東洋医学の権威の内科医登場
本日は、あまりの激痛のために、仕事を休みブロック注射をしてもらいにいつもの病院へ行きましたが、いつもの担当の医師が不在で、今まで見たことがない内科の先生が出てこられました。東洋医学の権威の方なんだとか(自称)。
私の幼稚な頭の中のでは、東洋医学とは中国の山で採ってきた何だかわからない草をすり鉢で擂り潰して抽出したエキスを薬として飲むというような妄想でした。気合で治すとか理屈で考えられないことで治療するんだと思っていました。実際に民間療法で、気で治療したり波動で治療したりする治療院も街中にあります。これがもちろん保険適用外で結構お高かったりします。
鍼治療
そしてベッドにうつぶせに寝かされて、腰に鍼を刺していくことに。鍼の講釈が20分、鍼の治療10分と。腰に8本、脚に4本打ちましたぜい。具体的な腰痛の場所、しびれの場所は説明してなかったのに、適当に鍼を腰の上にさし始めました。緊張したけど痛くなかった。痛かったら泣くところでしたもん。10分したらさっと抜いて終わり。
最後に、鍼は補助的なものですから治る人は治るし、治らない人は治らないという話で虚しくなりました。
漢方薬飲みましょう
結局は、漢方薬を飲みましょうというのが、今日の決着点だったわけです。まぁそれで治ればありがたい。正直藁をもすがる思いですから。
<主な作用>(薬局のお薬の説明書)
- ツムラ八味地黄地丸エキス:水分と血液のめぐりを良くし、腎臓の働きを助けることにより、尿が出にくい、トイレの回数が多い、口が渇く、腰や足のしびれ,高血圧等をの層状を改善する薬
- ツムラ大柴胡湯エキス:肝臓の機能を回復し、吐き気、食欲不振などの胃腸症状を抑え、排便を促したり高血圧などに伴う耳鳴り、肩こり、いらいら、不眠などの症状を改善する薬
医師の説明では、末梢神経を拡張して血液の流れを良くし、しびれをとるようにしようということでしたので、それなりに遭っているのでしょう。八味地黄地丸は材料がトリカブトを無毒にしたものが入っているらしい。なかなか東洋医学というのは半信半疑な部分があって、まだまだ勉強しないといけないですね。
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