職場でもパソコンは1人1台は当たり前の時代ですが、そこで安心して自由に使っていると、突然会社から仕事に不要なサイトを見ていないかチェックが入ったりすることがあります。また、休暇を取った時に、急な用事で同僚や上司がパソコンのデータが欲しいということで勝手に開けられたりして、ゲスい人は私がどんなサイトを見ているかチェックしたりもします。なかなか心を許せない人たちが身の回りに多いのです。
仕事に必要なサイト等については、ブックマークをしてありますし、見られても気になることはありませんが、休憩時間中に個人的趣味でのぞいていたサイトが知られてしまうのは嫌ですよね。もちろんエロ動画サイトは絶対に見ていませんよ(職場では)。
チェックする方は、何をするかというと、ブラウザーの閲覧履歴を見るのです、わざわざ。本当にゲスいというか他人のことが気になるというか、何か弱みでも握ってやろうとか思っているのでしょうか。でも個人の所有物ではなく職場の資産物ですから、使う側もある程度のマナー・ルールを守って使わないといけませんね。
そこで、Google Chromeの閲覧履歴の記録を完全に無効化できる拡張機能「History Disabler」をインストールしました。
Google Chrome拡張機能「History Disabler」とは
「History Disabler」は、パソコン用ブラウザーGoogle Chrome用の拡張機能で、Chromeの閲覧履歴を自動で削除します。設定項目も3つしかなく、まさにシンプルイズベスト。
同じような機能として「Click&Clean」という拡張機能があります。これはブラウザを閉じたタイミングで履歴を削除するので、ブラウザを開いたまま席を外したりしたときに除かれる危険性があります。「History Disabler」は、起動中にもリアルタイムで履歴を削除するため、より安心です。
History Disabler のインストール
Google Chrome拡張機能のインストールはワンパーンです。Chromeウェブストアの該当する拡張異能のページで、【Chromeに追加】ボタンを押すだけです。
次に確認の画面が出てきますので、【拡張機能を追加】をクリックでインストール完了です。もし気に入らなければ、後から【Chromeから削除】のボタンからいつでも簡単に削除できるので安心です。
History Disabler の設定
インストールするとすぐに設定画面が表示されます。設定する項目は、3つだけ。こだわりがなければ、初期設定のままで問題ないと思います。以下、設定項目;
削除方法を選択(Disable method):タブを閉じると自動で履歴を削除する方法(Modern)、履歴が生成されたときに削除する(Legacy)から選ぶことができます。
そして、Legacyを選択したときには、「最近閉じたタブは保持しておく(Retain recently closed tabs)」のチェックを検討します。ンにすれば、「閉じたタブを開く」だけは有効にできるので、最近閉じたタブをよく使うという方には有用です。
ダウンロード履歴(Download History):チェックのON/OFFでダウンロードの履歴を削除するかどうかを選択できます。
削除されるのは閲覧履歴だけで、キャッシュは削除されませんのでご注意ください。
設定項目も少なく、プログラムも軽い。プログラムが公開されているので透明性があり、ウイルス、スパム等が仕込まれている心配もなく、安心して使える拡張機能ではないでしょうか。
Google Chromeの右上メニューから「History Disable」のアイコンを右クリックして、【Chromeメニューで非表示】にしておけば完璧です。
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