【書籍】重慶爆撃とは何だったのか…..

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3月10日は「東京大空襲」の日として、日本人の中には記憶している人も多いのですが、合わせて日本人が記憶しなければならないのが、日本軍が世界初の長期にわたる無差別爆撃を行なった「重慶大爆撃」です。 『重慶爆撃とは何だったのか』

中国四川省の都市・重慶を6年にわたって爆撃を続けた日本軍の「重慶爆撃」の全容を解明する。
「空襲」と言えば、太平洋戦争末期、アメリカ軍による無差別爆撃が日本の諸都市に行われ、特に45年3月の東京大空襲、同年8月の広島・長崎が想起されるが、世界初の「計画的戦略爆撃」を行ったのは、日本軍であることを知っておかねばならない。本書は日本軍の航空戦力の創設から重慶爆撃まで、戦略爆撃の歴史を明らかにした。

空襲に関しては米国への非難の声が大きいのですが、戦闘地域でない都市を、計画的に継続して空襲する作戦といえば、やはりはしりは日本だった。本書のこの主張は、(悲しいことに)理にかなっていると思われます。

史実の検証以外の点では本書に対する異論も多々あるかと思いますが、第二次大戦前後の空襲は政府間では「お互い様」で終わっている感もあり、「日本もやっていた」という認識はきちんと持っておくべきではないでしょうか。

爆撃に関する基本的な資料にも触れており、重慶爆撃について調べたい人の要求にも応えられる一冊です。

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